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スポーツパフォーマンスを高めるために必要な運動の3要素|他の選手と同じ練習をしているのに自分だけ上手くならないのはなぜ?|東中野・落合パーソナルトレーニグジム

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スポーツパフォーマンスを高めるために必要な運動の3要素|他の選手と同じ練習をしているのに自分だけ上手くならないのはなぜ?|東中野・落合パーソナルトレーニグジム

スポーツパフォーマンスを高めるために必要な運動の3要素|他の選手と同じ練習をしているのに自分だけ上手くならないのはなぜ?|東中野・落合パーソナルトレーニグジム

2024/11/17

こんにちは。

東中野・落合のパーソナルジム「BODY UPDATE LABO」トレーナーの布瀬川です。

 

今回お伝えしたいのはスポーツパフォーマンスの向上に関わる3要素です。

 

スポーツパフォーマンスの向上を目的としたトレーニング方法や理論はいろいろあります。

でも今回お伝えすることは一般的にはあまり知られていないことだと思います。

 

皆さんは運動の3要素とは何かご存じでしょうか?

 

世界3大料理など3大〇〇というのはいろいろありますが、

人間の身体活動における3大運動は、「歩く」・「咀嚼」・「呼吸」と言われます。

また運動に関して基本的な動作として

「走る」・「跳ぶ」・「投げる」というのが3大運動と言われたりします。

 

この「走る」・「跳ぶ」・「投げる」の能力を上げていく事も基礎能力を向上させていくためには大切です。

(※注)これらが運動学的に正式に共通認識としてあるものかは置いておきます…。

 

 

では、パフォーマンスを上げるために重要な運動の3要素は何かというと、

「リズム」・「タイミング」・「アクセント」です。

 

特にサッカーやバスケなどの流動的なスポーツは、どのタイミングで何が起こるかわからないという特徴がありますので、リズムで動くというのは非常に大切な要素になります。

 

例えばサッカーは基本的にボールが動き続けていて、選手は自由に動ける(実際はポジションがあるので動く範囲は決まっていますが)、シュートを打つ、ドリブルをする、パスをするなどが自由であり、さらに相手がプレーに関わってくるという流動的な競技です。

 

と言ってしまうとかなり雑ですが、何が言いたいかというとかと、サッカーの試合中はいろいろなことが起こるので決まり切った動きではなかなか対処しきれなくなってきてしまうということです。

 

ですので、単にがむしゃらに動き回ったりボールを追いかけるのではなく、リズムを介入させて動くことによって様々な場面に対して対応がしやすくなります。

 

では他の競技ではどうかというと、ほとんどの競技で重要になってきます。

野球だろうがサッカーだろうがバスケだろうが運動に関しては、

基本的にこの3要素を高めることがパフォーマンスアップに必要になってくるという事です。

 

 

もちろんフォームをよくするというのも非常に大事ですが、実は運動の要素においてはメインどころではありません。

筋力もしかりで運動の要素としてはそこまで重要ではないのです。

 

 

いろいろな競技の選手がパフォーマンスを向上させるために練習します。

そしていろんなトレーニング方法があると思います。

 

筋力トレーニングや関節可動域を広げるトレーニング、他にも筋膜へのアプローチや神経系の改善、骨格をよくするなど、いろんなトレーニングや体を調整するための理論がありますが、それはあくまで方法です。

 

ではその方法を用いて何を改善しているのかというと、この3要素を改善しているんですね。

 

最適なリズムで最適なタイミングに「ガチッと」アクセントを入れる

という、そのためにいろいろな練習をしているというのが私の考えです。

 

ですから、この3要素が改善されないと何も意味がないということです。

 

例えば、野球選手が大谷選手のバッティングフォームを真似するだとか、山本投手のピッチングフォームを真似するなどがあります。

ですが、フォームを改善したところで運動の要素がメインどころでなければ、結局大谷選手や山本投手のようにはなれないということです。

 

フォーム云々ではなく、彼らが持っているリズムだったり、打とうとしている、投げようとしているタイミングであったり、打つ瞬間のインパクト、投げる瞬間のリリースの「グッ!」というアクセントの力が圧倒的に弱いのです。

 

だから大谷選手、山本投手のようになれないのです。

 

 

サッカーのドリブルも全く同じです。

メッシ選手や元ブラジル代表のロナウジーニョ選手のようなドリブルがしたいとしたらどんな練習をしますか?

 

彼らのような選手には独特のリズムがあると感じる人は多いと思います。

そして、加速や減速、足さばきなどのタイミングがしっかりしていて、そこにアクセントが「バチン!」と入っています。

だから相手は振られてしまうわけです。

 

ですが、リズムがない、タイミングが間違っているアクセントも弱いでは、どうやって相手を抜くの?という話になってくるわけです。

 

ドリブルには他にも駆け引きなどのいろいろな要素がありますが、それよりも運動というものが何なのかを理解して、リズムを良くしていく事、そして最適なタイミングで加速・減速する、あるいはターンをするというタイミングの話でアクセントがしっかりと入ってくるというのが実は運動ということです。

 

もちろんリズム、タイミングはいろいろあります。

アクセントについてはリズムの中でアクセントを入れていくということが重要です。

 

筋トレで瞬発力を鍛えることは大事かもしれませんが、その瞬間だけ力を発揮できるというだけではあまり意味がありません。

 

リズムにのっとった中で「ドン!」とアクセントが入るから意味があるのです。

ではアクセントを入れるタイミングはどこですかというように話が広がっていくわけです。

 

筋肉からアプローチしている、骨格からアプローチしている、動画解析をしてフォーム改善やってますという選手がいますが、この要素にアプローチしていますか?という事になっていきます。

 

当ブログでもフォーム改善の重要性を述べていますが、フォーム改善だけでなく運動の3要素を考慮することが実はとても重要です。

 

運動の基本なので、この要素が変わっていかない限り絶対にパフォーマンスは上がらないと言っていいでしょう。

 

この3要素を高める練習方法はありますが、例えばリズムに関しては体が止まっているとリズムがなくなってしまうので、体を固めずにできる限り体を動かし続けることを意識すると良いでしょう。

体を動かすといっても大きく動かす必要はありません。

筋肉、関節が固まらないように動きに流れを感じる程度で十分で、イメージとしてはアイドリング状態をキープするという感覚です。

 

野球のピッチングでは一度セットで静止しそこから動き出すという決まりがあるので、そこにタイミングがあるのは分かりやすいと思います。

 

バッターはそのタイミングに合わせていくということですね。

合わせていくタイミングは、脚を上げたときに動き出す、重心移動に合わせて動き出すなど選手によって様々ですが、そのタイミングのやり取りも野球の醍醐味と言えるでしょう。

 

バッティングではそこがないとなかなか打てないことになります。

つまり素振りは凄く良いんだけど、実際にピッチャーと対戦すると全然打てないという選手はタイミングの取り方がヘタクソだったりするわけです。

 

話がとても長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います。

ここまでお読みいただいて、もしかしたら自分にはこの要素が足りないと感じた人は、

ぜひ東中野・落合のパーソナルジム「ボディアップデートラボ」にお越しください。

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