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肩こりはなぜ繰り返すのか?|姿勢と体の使い方を見直さない限り変わらない理由

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肩こりはなぜ繰り返すのか?|姿勢と体の使い方を見直さない限り変わらない理由

肩こりはなぜ繰り返すのか?|姿勢と体の使い方を見直さない限り変わらない理由

2026/01/23

肩こりは、
「肩をほぐせば治る」問題ではありません。

 

頑張ってケアしている人ほど、
なぜか同じ場所がつらくなります。

 

原因は、肩ではなく
体の使い方にあります。

 

「肩がこるたびにマッサージに行っている」
「ストレッチをすると一時的には楽になる」

それでも、しばらくするとまた同じ場所がつらくなる。
そんな経験をしている方は少なくありません。

 

肩こりがなかなか改善しない理由は、
肩をケアする努力が足りないからでも、回数が足りないからでもありません。

 

多くの場合、
肩こりは「肩そのものの問題」ではなく、
体の使い方の偏りが積み重なった結果として起きています。

 

そしてこの「偏り」は、

自分では気づきにくいまま、

日常動作の中で無意識に作られていることがほとんどです。

 

肩こりは、姿勢や体の使い方全体の問題として考えることで、
より整理して理解することができます。

 

実際に、姿勢改善の現場では
「形を正すこと」よりも、
体がどう使われているかを見直すことが重要になります。


▶︎ 姿勢改善とは何か?肩こり・腰痛の原因を「体の使い方」から整理した解説はこちら

 

 

 

なぜ肩こりは「ほぐしてもすぐ戻る」のか?

 

肩こり=肩の問題、と思っていないか?

 

肩が張る、重い、痛い。
そうした感覚があると、
「肩が悪い」「肩をどうにかしないと」と考えるのは自然なことです。

 

そのため、

・肩を揉む
・首や肩をストレッチする
・湿布や温めで対処する

といった方法が選ばれやすくなります。

 

これらのケアで一時的に楽になるのは事実です。
ですが、時間が経つと元に戻ってしまうケースが多いのも現実です。

 

肩は“結果が出ている場所”でしかない

 

肩こりが起きているとき、
肩は「原因」ではなく、
負担を引き受けた結果として症状が出ている場所であることが少なくありません。

 

本来、肩や首は
・腕を動かす
・方向を変える
といった役割が中心です。

 

ところが、体のどこかがうまく働かなくなると、
その分を肩や首が代わりに頑張るようになります。

 

この状態で肩だけをほぐしても、
肩が頑張らざるを得ない体の使い方自体が変わっていないため、
再び同じ負担がかかってしまいます

 

 

肩こりを引き起こす「体の使い方の偏り」

 

肩こりを慢性化させている多くのケースでは、
体のどこかに「使いすぎ」と「使われていない部分」が同時に存在しています。

 

胸郭が動かないと、肩は働きすぎる

 

胸郭(肋骨まわり)は、
呼吸や上半身の動きに大きく関わる重要な部分です。

 

この胸郭が硬くなると、

・呼吸が浅くなる
・胸を広げる動きが出にくい

といった状態になります。

 

すると本来は胸郭が担うべき動きを、
肩や首が代わりに行おうとします。

 

その結果、
「呼吸するたびに肩が上がる」
「無意識に肩に力が入る」
といった状態が続き、肩こりにつながっていきます。

 

股関節が使えないと、上半身が緊張する

 

一見関係なさそうですが、
股関節の動きも肩こりと深く関係しています。

 

股関節がうまく使えないと、

・立ったときに安定しにくい
・動作の中でバランスを取りにくい

といった状態になります。

 

体は不安定になると、
無意識に上半身を固めて支えようとします。

 

その結果、
肩や首に余計な力が入り、
慢性的な緊張状態が生まれてしまいます。

 

「力を抜こう」として、逆に力が入る理由

 

「肩の力を抜きましょう」と言われて、
余計に肩がこわばった経験はないでしょうか。

 

これは珍しいことではありません。

体の土台が安定していない状態で
「力を抜こう」とすると、
かえって別の場所に力を入れてバランスを取ろうとします。

 

この状態では、
意識だけで肩の力を抜くのは難しく、
結果的に肩こりを長引かせてしまうことがあります。

 

 

「肩が上がる癖」が慢性化するメカニズム

 

なぜ無意識に肩がすくんでしまうのか?

 

肩が上がる癖は、
サボりや悪い癖というよりも、
体が安定を求めた結果として身についた動きです。

 

・胸郭が動かない
・下半身が安定しない

 

こうした状態では、
肩をすくめることで体を固めた方が楽に感じることがあります。

 

その動きが日常的に繰り返されることで、
「気づいたら肩が上がっている」状態が定着していきます。

 

「気づいたら上がっている」が一番やっかい

 

意識して直せる癖であれば、
比較的修正はしやすいものです。

 

ですが、
無意識に繰り返されている動きは、
本人が気づきにくく、
努力だけではなかなか変わりません。

 

そのため、
「気をつけているのに直らない」
という感覚が生まれやすくなります。

 

こうした「気をつけているのに直らない」感覚は、
肩こりに限った話ではありません。

実は、姿勢改善についても同じことが言えます。

 

姿勢改善とは、
「良い姿勢を意識して保つこと」ではなく、
良い姿勢になりやすい体の状態を整えることです。

 

▶︎ 姿勢改善の本質についてはこちらで詳しく解説しています。

 

 

肩こり改善の近道は「肩をどうにかすること」ではない

 

動くところと、支えるところを分けて考える

 

肩は本来、
自由に動くための関節です。

 

ですが、
支える役割まで肩が背負わされると、
負担が集中しやすくなります。

 

・安定は体幹や下半身
・動きは肩や腕

 

この役割分担が崩れることで、
肩こりが起きやすい体の状態になります。

 

姿勢と同じく「体の状態」から見直す

 

姿勢改善についても、
「見た目を整える」ことより
「体がどう動いているか」を整理することが重要になります。

 

肩こりも姿勢の崩れと同じで、
体の状態が表れた結果として起きています。

 

形や意識だけで修正しようとするよりも、
・どこが動いていないのか
・どこが頑張りすぎているのか

こうした視点で体を見直すことが、
結果的に肩こり改善への近道になります。

 

 

「肩こりが起きにくい体」に近づくために

 

肩こりを感じたとき、
すぐに肩をどうにかしようとする前に、
一度立ち止まって考えてみてください。

 

・呼吸は楽にできているか
・立ったとき、どこで体を支えているか
・動作の中で力が入りすぎていないか

 

これらを知るだけでも、
体への向き合い方は変わってきます。

 

肩こりは、
我慢や根性で乗り切るものではありません。

 

体の使い方を整理し、
負担が集中しにくい状態を作ることが、
長期的に見て一番確実な方法です。

 

 

まとめ|肩こりは「肩の問題」ではない

 

肩こりは、
肩だけを見ていても解決しないことが多い症状です。

 

・動けるところが動き
・支えるところが自然に働き
・無理なく保てる

 

そんな体の状態が整った結果として、
肩の緊張は少しずつ変わっていきます。

 

もし、
「何をしても肩こりが戻る」
と感じているなら、

それは努力不足の問題ではなく、
体の使い方を整理するタイミングなのかもしれません。

 

 

執筆者:布瀬川謙介

(東中野・落合のパーソナルジム「BODY UPDATE LABO」トレーナー)

 

 

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