スポーツパフォーマンスを向上させるには骨格を整える＝姿勢を改善することが大事｜東中野・落合パーソナルジム

こんにちは。

東中野・落合のパーソナルトレーニングジム「BODY UPDATE LABO」トレーナーの布瀬川です。

 

今回もスポーツのパフォーマンスを上げるためのコツについてお伝えいたします。

 

テーマは「骨格」です。

 

当ブログでパフォーマンスについてお伝えする際にはよく出てくる単語です。

骨格はいわゆる骨組、人間の体の一番深部にある骨で作られた土台のようなものですね。

 

当ブログで言う良い姿勢というのも骨格が整っていることを指します。

そして、私が行うパフォーマンス向上のための指導では骨格をより良くしていくことをメインにおいております。

 

では骨格を良くしていくと何が良いの？

という事で、骨格をよくするメリットについて少しお伝えしていきます。

 

骨格をよくすることで得られるメリットはたくさんありますが、今回お伝えしたいのは、

「余分な力が抜ける」

ということです。

 

コーチから「もっとリラックスしろ」、「力むな」などとよく言われるという人は多いと思います。

でも「力むな」と言って力まなくなるほど簡単にはいきませんよね。

 

何故かと言うと、ほとんど場合は力まざるを得ないためしょうがなく力んでいるからです。

その力まざるを得ない大きな要因というのが

骨格が整っていないという事だと考えられます。

 

では骨格が整うとどうして力まなくなるのかというと、

安定するから力を入れる必要がなくなるというわけです。

 

骨格を構成しているのは、一個一個の骨です。

その骨は自分で形を変えたり動いたりする事はできますか？

 

筋肉によって関節を介しで動くことはありますが、骨自体が形を変える事はありません。

もし骨が形が変わったら骨折しちゃいますよね。

 

骨組みというのは、簡単に言うと骨が上へ上へと積み上がっている状態という事です。

これは基本的に「積み木」と同じようなものと考えられます。

 

もし積み上げた積み木を運ぼうとしたときに、崩れそうに積まれた状態では一度きれいに積み直すか、恐る恐る崩れないように運ぼうとすると思います。

 

人間の体では、きちんと骨が積み上がっていない状態だと、倒れないように何とか安定する場所に戻そうとする力が勝手に働いてしまいます。

これが筋肉の力みだったりするわけです。

 

積み木が崩れてしまうから仕方なく力が入ってしまのです。

ですから力を抜こうと思っても抜けません。

これがいわゆる余分な力という事になるわけです。

 

それに対し積み木がきちんと重なっている場合は簡単に素早く移動させられはずです。

これ何にも力がいりませんね。

だからリラックスして動けるのです。

 

わざと力んでいる、余分な力を入れているというなら話は別ですが、そんな人はほぼいないでしょう。

力み癖がある人の多くは仕方なく力が働いて緊張してしまったり、動きが硬くなってしまったりしているのです。

 

ですから、骨格が整えば、積み木がちゃんと重なれば余分な力というのは必要なくなってきます。

そして、きちんと積み重なっていれば移動が速くなったり、ロスなく動作できたりするので運動のパフォーマンスが上がりやすくなるわけです。

 

そういう意味で骨格を整えていくということは、スポーツパフォーマンスを上げていくためにはとても重要な事になります。

 

だからこそ骨格改善は非常に有効な手段で、そこにアプローチしていくべきだと私は考えています。

 

では骨格を整えるためには何をすれば良いのでしょうか。

 

まず、骨格の崩れの原因は日常の生活動作、姿勢にある場合がほとんどです。

ですから、正しい骨格の配列を知る事、それに対して自分の骨格の現状がどうなっているのか理解する事が重要です。

 

骨格がきちんと整えば、力をほとんど入れていなくても対象物に力が伝わります。

「ボディアップデートラボ」では、まず現状の体の状態を把握していただくことから始まります。

そして、力が伝わっているという感覚を体感しながら効率の良い体の使い方を学んでいただけます。

 

巷にある○○をすればパフォーマンスが上がるみたいな、それさえやれば上達できるというメソッドやトレーニングに頼らず、根本的な姿勢や体の使い方を覚えながら競技に必要な動きに繋げていけるようにしましょう。