筋トレしても足が速くならない理由|"動かす側"と"動かされる側"の話
2026/07/17
多くの方から、「動きが遅い、重い」「足が遅い」「もっと速く走れるようになりたい」
というご相談をいただきます。
走ることが要求されるスポーツは非常に多いので、足の速さで悩んでいる方はかなり多いのではないでしょうか。
例えばサッカーなら、ドリブルやシュートの技術は上がってきたのに、根本の足の速さがなかなか改善されなくて悩んでいる、という方もよく見かけます。
足を速くするためのトレーニング方法は、探せばたくさん出てきます。
YouTubeを観るだけでも、様々な理論やドリルを知ることができる時代です。
もちろん、どんな方法であれ速くなるならそれで良いはずです。
ただ、色々な理論やトレーニングを試したのに、思うように速くならないという方も一定数いらっしゃいます。
そういう方には、「姿勢を改善する=運動しやすい骨組みにする」という発想を一度試してみてほしいと思っています。
足の速さは「動かす側」だけでは決まらない
足の速さを決める要素の一つに、ストライド(一歩の大きさ)があります。
前に出す脚はしっかり踏み出し、蹴り脚はしっかり地面を蹴る。
どちらも大事な動作です。
ではストライドを広げるために何が必要かというと、脚を踏み出すための大腿四頭筋や腸腰筋、地面を蹴るためのハムストリングスや大殿筋、という話になりがちです。
これらの筋肉を鍛えてストライドを広げ、足の速さを獲得しようとする方は多いはずです。
もちろんこの方法で速くなればそれに越したことはありません。
ただ、筋肉を鍛えるという発想だけでは、上手くいかないことの方が多いというのが実感です。
体は「動かす側」と「動かされる側」でできている
ここで、体の基本的な仕組みを整理してみます。
人が体を動かすとき、まず脳から筋肉に「収縮しなさい」という指令が伝わります。
筋肉が収縮することで、関節を介して骨が動く。
これが体が動く基本的なシステムです。
つまり、筋肉は動かす側、関節・骨は動かされる側ということになります。
ストライドが広がらないという悩みも、動かす側(筋肉)の問題なのか、動かされる側(骨組み)の問題なのか、どちらの不備で伸びていないのかを考える必要があります。
筋トレをして筋力はついたはずなのに、ほとんど速くなっていないという方は、動かされる側の骨組みが整っていない可能性が高いです。
動かす側がどれだけ頑張っても、動かされる側がきちんと動ける状態でなければ、その頑張りは十分に活きません。
ですから、動かす側の筋肉を鍛える前に、動かされる側の骨組みを整えることの方が先決です。
その方が、足の速さを獲得するための近道になります。
とはいえ、ここで注意したいのは、「動かされる側の骨組みが整っているかどうか」は、自分の感覚だけで正確に判断するのが難しいという点です。
実際には専門家の目で確認しながら進めていく必要があります。
もちろん筋肉を鍛えることも、走るためのテクニックを覚えることも大事です。
ただ、動かされる側の骨組みを整えるという発想そのものを持っていない方が、圧倒的多数だと感じています。
一般的に「姿勢を良くする」というと、意識して胸を張ったり、背筋を伸ばしたりすることをイメージされるかもしれません。
ですが、ここで言う姿勢とは、そうした「意識して作る形」のことではありません。骨組みそのものが、動きやすい位置関係に整っているかどうか、という話です。
動かされる側の骨組みが整っている状態=良い姿勢、と捉えると分かりやすいと思います。
ただし、骨組みそのものが整っている状態は、あくまで目指すべきゴールです。
長年の癖がある体が、いきなりその状態になるわけではありません。
整うまでの過程では、一時的に意識して姿勢を作る「努力姿勢」の期間が必要になります。
これは脳と筋肉に新しい使い方を覚え込ませるための、いわば筋トレのようなものです。
世の中には「頑張らなくていい」「筋トレは不要」といった謳い文句もありますが、実際には、何も頑張らずに何かが変わることはありません。
大事なのは、頑張る方向性と期間を正しく設定すること。
骨組みが整ってしまえば、姿勢を保つための労力は驚くほど減っていきます。
「素材が違う」で終わらせないために
トップアスリートと呼ばれる選手たちと自分の体を比べたとき、「自分は筋肉がないな」と感じるか、「素材そのものが違うな」と感じるか。
素材そのものが違うと感じた方は、一度、骨格(骨組み)から見直してみることをお勧めします。
「BODY UPDATE LABO」では、姿勢改善から体の使い方まで、パフォーマンス向上のための考え方とトレーニングをお伝えしています。
正常に機能できていない状態にある場合は、カイロプラクティックで整えてからトレーニングにつなげる、ダブルサポート体制で対応しています。
東中野・落合からのアクセス
BODY UPDATE LABOは、JR中央総武線東中野駅から徒歩5分、東京メトロ東西線落合駅から徒歩3分です。
新宿駅からJR中央総武線で約4分とアクセスも良好です。
都営大江戸線の東中野駅からも徒歩約10分でお越しいただけます。
土曜・日曜・祝日もパーソナルトレーニングを受け付けています。
【体験レッスンのご案内】
BODY UPDATE LABOでは、初回限定でカウンセリング&体験レッスン(税込4,000円)をご用意しています。
内容:
・走り方、骨盤の傾き、重心の位置の確認
・体の動かし方のクセを一緒に見ていく
・その競技・動作がしやすくなるためのトレーニング提案
ご予約・お問い合わせは、画面下の「電話番号」タップか、「お問い合わせはこちら」ボタンよりいつでも可能です。
足の速さで伸び悩んでいる方、筋トレを頑張っているのに結果が出ないと感じている方は、一度ご自身の体の動かし方を見直してみませんか?
東中野・落合のパーソナルジム「BODY UPDATE LABO」にまずはお気軽にご相談ください。
執筆者:布瀬川謙介|パーソナルジム「BODY UPDATE LABO」トレーナー
パーソナルトレーナー歴18年。骨格構造に基づいた「体の正しい使い方」を追求し、理にかなった動作という視点から分析・指導を行っている。
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電話番号 : 03-3362-2257
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