速いボールを投げるために重要な重心移動|最速降下曲線を投球に活かすことができるかがカギ【東中野|落合|パーソナルトレーニングジム】
2024/04/24
こんにちは、東中野・落合パーソナルトレーニングジム「BODY UPDATE LABO」
トレーナーの布瀬川です。
速い球を投げたい!
野球でピッチャーをやっている人なら
誰でも速い球を投げられるようになりたいですよね。
ピッチャーに限らず野手でも欲しい能力だと思います。
では、速い球を投げるために必要なことは何でしょうか?
当然ながら正しいピッチングフォームを身につけることが重要です。
ただし、フォームどうこうの前にできるだけ大きいエネルギー
を生み出すことを考える必要があります。
球速はボールリリース時の手先のホームベース方向への並進速度と関係します。
要するに、リリースの瞬間にボールにできるだけ強い力を伝えるために
腕を速く振る必要があるということです。
最終的に球の速さを生み出すのはほぼ身体のしなりと言えますが、
身体のしなりで腕を速く振るためにエネルギー効率の良い動きを
実現できるかがカギになります。
そこで今回のテーマにあげるのが
最速降下曲線
です。
最速降下曲線というのは、
高さの違うA・Bがあったとき、曲線(下図の赤線)に沿って物を転がしたときに,
物がAからBに一番速く転がり落ちる曲線のことです。
このカーブで滑り台を作れば,一番スピードが出るということです。
投球動作を分析する場合はいくつかのフェーズ(段階)に分けられますが、
大きく分けると2つのフェーズに分けることができます。
①:踏み込む側の脚(ストライド脚)を上げてから接地するまでの並進運動フェーズ
⓶:ストライド脚が接地してから投球腕が振り下ろされるまでの回転運動フェーズ
この2つです。
並進運動は簡単に言えば投げるための「助走」とうことになります。
並進運動から回転運動までの効率良くエネルギーを伝え、
リリース時の投球腕の並進速度をより速くできるようになれば
球速がアップするということになります。
投球腕を速く振るために効率よくエネルギーを伝えるには
正しいフォームが必要になるというわけです。
この重心移動の仕方については、現役の選手を参考にするのもいいですが、
現役を離れて長いプロ野球OBの方がとても参考になると思います。
西武ライオンズのOB戦で投げた工藤公康さんのピッチングフォームは、
とても上手く重心移動ができていると思います。
もちろん現役時代より体のしなりや筋力は落ちていますが、
上手い重心移動からエネルギーを効率よく利用できているので、
60歳を過ぎてなお120キロを超すボールを投げることができています。
素晴らしいですね。
さて、ここまでお読みいただき「最速降下曲線」について興味を持たれた方は、
YouTubeで検索していただくと説明している動画がいくつかありますので、
そちらを見てください。
当然ながら最速降下曲線だけで速い球が投げられるわけではありませんが、
ステップの仕方は重要な要素の一つであることは間違いありません。
BODY UPDATE LABOでは、効率よく力を伝える身体の使い方をコンセプトに、球速アップのサポートもいたします。
速い球を投げたいという方はぜひお越しください。
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BODY UPDATE LABO
〒164-0003
東京都中野区東中野5-10-6 ニュービラ東中野1階
電話番号 : 03-3362-2257
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