ピラティス・ヨガで変わる人と変わらない人の違い|見過ごされがちな「体のパーツの位置」の話
2026/10/09
ピラティスやヨガに通っているのに、体の感覚が思ったほど変わらない。
そんな経験、一度くらいはあるかもしれません。
ピラティスもヨガも、体と向き合うための優れた方法です。
続けるうちにコツをつかんで、変化を実感できる人も大勢います。
ただ、同じレッスンを受けていても、なかなか変化を感じられない人がいるのも事実です。
その理由の一つとして、見過ごされがちなポイントがあると考えています。
それが、自分の体のパーツ、つまり骨や関節の位置と動きを、どれだけ正確に把握できているかということです。
当ラボで耳にする声
ピラティスのグループレッスンにも通った経験のある、当ラボに長く通ってくださっている方から、こんな話を聞いたことがあります。
体の使い方を学んだ上でレッスンを受けると、マシンをどう使えばいいか、どこに気を付ければいいかがある程度分かる。でも周りを見ていると、たまに「あの人の体の使い方、たぶん違っているな」と思う人が目に入る、と。
ヨガについても、動画を見ながら自己流で行って、股関節や腰を痛めたというお客様がいらっしゃいました。
どちらも、努力が足りないわけではありません。
ズレに気づく手がかりがないまま続けていることが多いのだと思います。
なぜ同じレッスンを受けても、結果が分かれるのか
「このポーズは○○に効く」という説明をよく目にします。
ただ、これはポーズや動きがある程度きちんと取れていて、無理のない範囲で行えた場合の話です。
同じポーズでも、力加減、狙った部位に負荷がかかっているか、体をちゃんと支えられているかで、効く場所は変わります。
そして本当にその効果を必要としている人、つまり使えていない部位がある人ほど、やり方が狙いからズレやすく、取っているつもりでできていないケースが少なくありません。
たとえば股関節まわりの骨や関節の位置がズレていれば、ポーズの形は似ていても、狙った部位ではなく別の部位で支えて動くことになります。
そのやり方を左右するのが、自分の骨や関節の位置と動きを把握できているかどうかです。
当ラボに来られる方を見ていると、ピラティスやヨガで思ったような変化が得られなかった方の多くは、把握できておらず、ズレていることに気づかないまま続けておられます。
そもそも、位置を把握するという発想自体があまり持たれていないのかもしれません。
普段あまり体に意識が向いていないと、感覚そのものが鈍くなっている場合もあります。
もちろん、そこまで把握していなくても、うまくいく方はいます。
続けるうちに骨や関節が自然とあるべき位置に収まる場合もあれば、ポイントを押さえるコツをつかむ場合もあります。
完璧でなくても、壊さないようにコントロールしながら上手くやれてしまう方もいるでしょう。続けること自体で気持ちが整い、体の調子が良くなる面も確かにあります。
うまくいく方の多くは、このコツをつかめているからではないかと考えています。
ただ、変化が頭打ちになっている方、あるいは痛みが出てしまう方にとっては、自分の骨や関節の位置と動きを見直すことが、ブレイクスルーになる可能性があります。
レッスンでも動画でも、ズレに気づきにくい理由
ピラティスやヨガは、グループレッスンで行われることが多くあります。
インストラクターは参加者の動きを見ながら声をかけてくれますが、一度に何人もの動きを見る以上、一人ひとりの骨や関節の位置や、どの部位で体を支えているかまで細かく確認するのには、どうしても限りがあります。
これは、インストラクターの力量の問題ではなく、形式の特性の問題です。
動画を見ながら一人で行う場合は、見てくれる人がいないので、ズレを指摘されることがありません。
当ラボにも、動画を見ながら自己流で続けてきたという方が来られます。
[自己流で思った動きにならない理由]は、別の記事で詳しく書いています。
ポーズの形が崩れていれば、外から見て分かるズレもあります。
ただ、問題は、外から見ただけでは分かりにくいところにあることが多いと感じています。
見てくれる人が限られるか、いない。本人も気づけない。
この二つが重なると、ズレたまま続けてしまうことが起こり得ます。
当ラボでは、骨や関節の位置と動きの"答え合わせ"から始めます
当ラボでは、まず姿勢から骨格の配列を見て、次に動作の中で、骨や関節の位置や動きを一緒に確認していきます。
苦手なポーズを実際にやっていただいて、その場で修正することもあります。
ただ、骨や関節の動かし方そのものが根本的に違っている場合は、ポーズの前に、動きの見直しから始めます。
説明には、簡単な絵や模型、骨や筋肉を360度見られる3Dの人体解剖アプリも使います。
立つ、しゃがむ、歩くといった基本的な動きから、体の使い方をきちんと身につけていただきます。
その中で、自分の姿勢のクセや体の使い方のクセを骨格のレベルから理解できるようになると、応用が効くようになります。
ピラティスやヨガはもちろん、スポーツやダンスにも活かせるようになる。それが、当ラボの考え方です。
体の使い方は、[習い事と同じように]、身につくまでに時間がかかるものです。
その考え方は、別の記事で書いています。
まとめ
ピラティスやヨガを続けていて、変化が頭打ちになっている、あるいは動くたびに痛みが出てしまうという場合は、方法そのものを疑う前に、自分の骨や関節の位置と動きを確認してみることが、見直しのきっかけになるかもしれません。
「どうしてなのか分からない」「何から手を付ければいいのか分からない」という方には、まず今の体の状態を知るところから始めることをおすすめします。
そこが分かると、これまで続けてきたことが活きやすくなります。
思うような変化を感じられていない方は、お気軽にご相談ください。
【体験レッスンのご案内】
BODY UPDATE LABOでは、初回限定でカウンセリング&体験レッスン(税込4,000円)をご用意しています。
内容:
・姿勢と、骨や関節の位置・動きのチェック
・気になるポーズや動きの確認と、動きの見直し
・今日から取り入れられる簡単なエクササイズ
ご予約・お問い合わせは、画面下の「電話番号」タップか、「お問い合わせはこちら」ボタンよりいつでも可能です。
執筆者:布瀬川謙介|東中野・落合のパーソナルジム「BODY UPDATE LABO」トレーナー
パーソナルトレーナー歴18年。骨格構造に基づいた「体の正しい使い方」を追求し、理にかなった動作という視点から分析・指導を行っている。
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